24 地雷復
帰り道。春の生命( いのち )。
何もかも元通り。七日で帰る。
ひとつ なじんだ 知りたくて
もとの世界に おかえり おかえり
帰り道 ふたりたのしく なれた道
見失うほど 行かずによかった
最初は上の一行だけでした。しかし03年8月中旬、世界規模の異常気象を占って、この卦を得る。『 それほど酷い所まで行かない。 』という意味です。
80年代に科学者の西丸震哉先生が、「五大大陸同時不作」を予測しておられ、私は怯えていた。「ほっ!」」と一安心。
それで二行目を付け加え、以後、解釈にモレのないよう、神経質に成りました。しかし、すでにかなりの損害が出ており、関係者諸氏には深くお悔やみ申し上げます。
再三 往( ゆ )きて
また復( かえ )る
ひと不在にして 利も害もなし
よくぞ帰った 群盲の 内より一人 ただ信念で
復の王 そは初心へと 帰る道
高い位で 中庸を踏む
中庸とは、現実的な力の均衡点のようにしか言いようがないが、それはしばしば、見事に自分の心の中心と合致していると、私は思う。だって、でないと解決にはならないから。
無(六)に帰する 破滅への道
ひた歩む
帰路 見つからぬのは
思い込みなり
冷静に、本気で考えたら、帰り道はある。見つかる。