16 雷地豫


番号覚え方 ……… 人生いろ( 16 )どる よろこび 雷地豫

16 雷地豫

 「 らいちよ 」 と読みます。
 準備万端、青信号。豫は喜びのよ。アクシデントにのみ注意。

ふりだしにもどる


初爻

ちょっと愛され 有頂天
それでは後が 続かぬ豫( よ )


ふりだしにもどる


二爻

喜びは 二の次
本業 さわりなし


ふりだしにもどる


三爻

陶然と 蜜(三つ)に溺( おぼれて )夢の中
いそぎ目覚めよ よろこびがある

 それは本当の喜びではないぞ。


ふりだしにもどる


四爻

豫( 世 )のかなめ
四周を和悦し 友つどう
こころ開けば 更に得るなり

 あんまり人気があるので、嫉妬され浮いてしまう。
 人に頼みごとをするなど、打ち解けた気持で接するなら、更に輪は広がり、結びつきは強くなる。


ふりだしにもどる


五爻

五ちそうに 病んで 苦しむ
豫の主賓

 よろこびが実状より先行している。だから不安や焦りがある。
 身分不相応な評価や地位・財産。
 自分本来の主食、やるべき事を想い出しましょう。


ふりだしにもどる


六爻

悲しみに 近きところ そは
豫(たの)しみの 過ぎたるところ

 人間、楽しいばかりでは、真剣におかしく成ってしまいます。
 これで良いのです。質の違う、次の喜びにむかって邁進です。
 そうしたら人生は、更に次へと展開します。


ふりだしにもどる